7日現在、北朝鮮の咸鏡北道では米の値段が1キロ当たり1500ウォンまで上がった。
咸鏡北道の内部消息筋がデイリーNKとの電話インタビューで、「今日の午後2時ごろ、会寧のナンムン市場でお米の値段が1キロ1500ウォンを超えた」と話した。
また、「会寧は金正淑の故郷で、他の地域よりも食糧の供給がよい方だが、新貨幣の価値がだんだん落ちて、為替は上昇したため、食糧の値段をはじめとし、あらゆる品物の値段が大きく上昇している」と話した。
さらに、「6日の午後4時ごろ、咸鏡北道清津市ソンsョン区域に住んでいる友達に電話をして、そこの米の値段を聞いたが、清津のサボン市場でも米が1キロ当り1450ウォンを超えたと話していた」と伝えた。
そして、「金お父さん(金正日のこと)が、5日に金策製鉄所で現地指導をした際に、『もうすぐ配給制が正常になる』と言ったが、まだ何もない」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面それ以外にも、「ドルの値段がものすごく上がっている。経済が混乱しているため、適切な為替レートが定められず、迷っている」と話した。
また、「今、会寧や清津市の住民の間では、金お父さんが咸鏡北道に現地指導に来たら、製鉄所や主要部門で食糧の配慮があるだろうという噂が広まっているが、まだ具体的な措置はない」と話した。
お米の値段が1500ウォン台に上昇し、住民は言葉を失っている。また、自殺を図る人も増えているという。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面さらに、「昨年にはお年寄りが余生を悲観して自殺するケースが多かったが、最近は若者にも自殺する人が増えている」と伝えた。