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アメリカが、金正日が中国共産党の王家瑞対外連絡部長に会い、朝鮮半島の非核化に対する意志を再確認して、6カ国協議の当事国の本音を強調したことと関連し、北朝鮮は口だけではなく、6カ国協議の再開のために具体的な行動を取るべきだと促している。

アメリカ・国務省のクローリ広報担当次官補が9日(現地時間)、記者たちとのカンファレンスコールで、「24時間以内に北朝鮮から出た公開の場での言及に我々は注目している。北朝鮮は6カ国協議を再開させるべきであり、非核化の意志があるという正しい発言をしている」と評価した。

一方で、「正しい発言には行動が伴わなければならない。口だけでは充分ではない」と指摘し、北朝鮮は6カ国協議に復帰するべきだと再び強調した。

クローリ次官補はまた、今回の王部長の訪朝が、6カ国協議の再開に繋がることを期待していると言い、アメリカと中国は北朝鮮に関連した問題については、非常に近い目線で見ていると伝えた。

北朝鮮が今回の王部長の訪朝の際に発表したメッセージについては、「昨年12月にアメリカの代表団が平壌を訪問した時の発言と似ている。アメリカは北朝鮮当局と6カ国協議の参加国の交流を積極的に支持する」と述べた。

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クローリ次官補は、北朝鮮の6カ国協議主席代表である、外務省の金桂冠次官が電撃的に中国を訪問したことと関連し、金次官がアメリカを訪問したりアメリカの関係者に会う計画はないと明らかにした。

また、「中国側が金桂冠氏に『北朝鮮は中国が6カ国協議の日程を組むよう言うべきであり、以前北朝鮮が約束した義務を再度約束すべき』というメッセージを伝えることを期待している」と話した。

さらに、「北京にいる間、金氏はアメリカから聞いたメッセージと同じ内容を中国から聞くだろう」と言い、北朝鮮の核問題と関連しては、米中間に異見がないことを再度強調した。