北朝鮮の富裕層の間で、自宅のインテリアを韓国式にリフォームするブームが起こっていることはデイリーNKでも報じているが、ついには金正恩党委員長の特閣(別荘)建設部隊まで、韓国式リフォームを請け負うようになった。平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋が伝えてきた。
北朝鮮のマンションの構造は、伝統的な家屋とソ連式建築が混合した形式で、各部屋は壁で仕切られていて、台所が土間にある。一方で、韓国のマンションは、真ん中に広々とした居間があり、キッチンや各部屋と繋がっている。
金正恩氏「特閣」も担当
北朝鮮の幹部やトンジュ(金主、新興富裕層)は、韓流ドラマで目にした韓国式のマンションに心を奪われ、大枚をはたいてリフォームを行うのだ。