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昨年末に行われた米朝間対話の後、北朝鮮が6カ国協議に復帰すると推測されているが、その時期が2月末から3月頃になるという予想が出た。

韓国・大統領府の外交安保関係者が7日、一部の記者に会い、「2月末か3月に6カ国協議を再開する可能性がある」と話したと、韓国の通信社であるニューシスが報じた。

同関係者は、2月末には中国が旧正月の連休に入り、全国人民大会なども予定されているため、6カ国協議の再開は難しいだろうとも伝えた。

韓国・外交通商部のユ・ミョンファン長官も6日に、あるメディアとのインタビューで、北朝鮮が6カ国協議に復帰する具体的な時期については言及しなかったが、「北朝鮮は6カ国協議に復帰する理由を全て揃えている。今後、中国と北朝鮮が一層積極的に動くべき」と語った。

韓国政府が、北朝鮮がじきに6カ国協議に復帰するだろうと予想している根拠に、北朝鮮が直面している対内外的状況がある。

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北朝鮮の今年の新年共同社説は対米関係だけでなく、韓国との関係にも積極的に取り組む意思があることを示唆しているが、これは北朝鮮が現在、大変な状況に置かれていることを反映しているという。

同関係者はまた、金正日の訪中の可能性について、「可能な話だ。今月中にできるのでは…」と話したが、具体的な状況については言及しなかった。

しかし、中国・丹東の対北消息筋はデイリーNKとの電話インタビューで、「現在まで金正日の訪中の兆しはまだ無い」と伝えてきている。

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前出の関係者は、南北首脳会談の可能性について、「北朝鮮内部の状況がよくないため、北朝鮮は急いでいるような印象を受けている。我々には急ぐ理由がない。状況が整えばいつでもできる」と話した。

また、李明博大統領が新年の演説で、南北高官連絡事務所の設置や韓国軍兵士の遺骨の発掘などを強調したことについては、「まだ公式に北朝鮮に関連内容を伝えていない。しかし、北朝鮮も韓国国内のニュースに敏感であるため、内容は知っているだろう」と説明した。

さらに、「北朝鮮に関連内容を伝えることができるきっかけはあると思っている。北朝鮮が先に対話を提案してくる可能性もあるだろうから」と話した。