北朝鮮の労働新聞は8日、第5次核実験に対する韓国の独自制裁について、「逆賊一味の妄動は最後の息をついている中でも北南関係に釘を打ってわれわれに報復してみようとする対決狂人らの断末魔のあがきにすぎない」と非難する論評を掲載。同日、朝鮮中央通信が報じた。
論評は、「単なる虫にも劣る逆賊一味がいわゆる『独自制裁』などの無駄なうんぬんでわが軍隊と人民が選択した正義の道を阻むことができると誤算して自ら破滅の墓に飛び込んでいる」と指摘。
また、「歴史と現実は、敵対勢力のいかなる経済制裁と封鎖策動もわが共和国には絶対に通じないということをはっきり実証している」と強調した。
そのうえで「同族対決にやっきになってのさばるかいらいの妄動は、自分らの恥ずべき破滅をさらに促すことになるだけである」と主張した。