11月に北朝鮮政府が‘電力布告文’を発表したのに続き、保安員までもが、‘電気泥棒’の取り締まりに出たと、北朝鮮内部の消息筋が伝えた。
咸鏡道会寧に居住するコ・ヨンファン(仮名) さんは8日、”このごろ電気を制限しており、密かにお金を払って電気を使っていた人も、すべて取り締まり対象になった”と話し、”携帯電話を充電するのにも困って、華僑の家に行ってやっと二時間充電した”と語った。
北朝鮮は昨年末から電力事情が一層悪くなり、使える電力を政権機関、軍部隊、企業所、農場の脱穀場に集中して配置するため、中小都市の一般家庭には1日1、2時間しか供給されず、ほとんど供給されない日もある。