北朝鮮の朝鮮中央通信が9日に、平壌と新義州で新型インフルエンザの発生が公式に確認されたと伝えた。
同通信はこの日、「世界的に新型インフルエンザの死亡が相次いでいる中、朝鮮の一部の地域でも新型インフルエンザの感染者が出た。保健省が把握したが、新義州と平壌で感染者が9人発生した」と伝えた。また、「関係機関で新型インフルエンザの拡散を防ぐために検疫システムをさらに強化し、と治療に取り組む」と強調した。
北朝鮮当局が新型インフルエンザの発生を公式に確認したのは今回が初めてだ。
韓国政府が支援の意思を表明した当日に、北朝鮮当局が新型インフルエンザの発生について発表したのは、韓国の積極的な支援を促すための措置と考えられる。専門家は北朝鮮が確保した新型インフルエンザの治療薬が不足していると見ている。
だが、北朝鮮当局の発阜繧熄Z民はそれほど動揺していないという。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面両江道の消息筋によると、「周りで新型インフルエンザにかかった人がいるという話を聞いていない。10月から新型インフルエンザの教育などに関する講演もあったが、今は静かな雰囲気だ」と伝えてきた。
新義州の消息筋は北朝鮮当局の発浮?キいて、「新型インフルエンザで死亡した人がいたらすぐにうわさになるが、まだそのような話は聞いていない。伝染病が発生したら通行止めになってその地域が封鎖されるが、まだそうした措置はとっていない」と話した。