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北朝鮮の労働新聞は25日、韓国済州島沖合で22日から23日にかけて行われた米韓海軍と日本の海上自衛隊による合同訓練を「朝鮮半島の情勢を最悪の緊張状態へと追い込む米国の策動」と非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が報じた。

論評は、訓練を「米国が追随勢力と行う軍事演習」と非難しながら、その目的が「戦争の火ぶたをなんとしても切ろうとすること」と指摘。

さらに「米国の下心は朝鮮半島の緊張状態を引き続き悪化させ、任意の時刻に第2の朝鮮戦争を挑発しようとするところにある」と、主に米国を非難した。

また「われわれが米国を恒常的に脅かすことのできる強力な核先制攻撃能力を絶えず拡大強化していくのは当然である」と核開発の継続を正当化しながら、先制攻撃にも言及した。

そのうえで「米帝がまたもや戦争の火をつけるなら、アメリカ合衆国の最終的敗北史を書いてやろうというのがわが千万の軍民の敵撃滅の意志である」と威嚇した。