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ボスワース特別代表がオバマ米大統領の特使として8日午後に平壌に向かう。

正午頃、烏山空軍基地から特別機で平壌に向かうボスワース代表は、2泊3日の日程で平壌に滞在し、北朝鮮・外務省のカン・ソクジュ第1副相などと会談する予定。

今回のボスワース代表の訪朝は、2002年10月のケリー次官補(当時、アメリカ国務省)の訪朝以来7年ぶりの訪問であり、オバマ政権出帆後初の米朝2国間対話となる。

ボスワース代表は北朝鮮に6カ国協議への復帰を説得し、9.19共同声明の履行を促すという。しかし、オバマ大統領の親書を携えているかについては確認されていない。また、金正日と面談する可能性もまだ予測がつかない。

これと関連してアメリカ国務省のケリー報道官は7日の定例記者会見で、「ボスワース代表は適切な北朝鮮政府の高官との面談を進めているが、金正日総書記と面談するとは考えていない」と話した。

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さらに、今回の訪朝の目的は6カ国協議の再開のためだと説明した。北朝鮮が要求している平和体制問題は、今回の訪朝の議題ではないとはっきりと伝えた。

また、「ボスワース代表は非常に単純な議題を持って平壌に行く。6カ国協議の再開を確実なものとし、2005年9月の共同声明と朝鮮半島の完全かつ検証可能な非核化という目標を再確認するためのもの」と強調した。

今回訪朝するアメリカの代表団は、6カ国協議のアメリカ側首席代表であるソン・キム対北特使とホワイトハウス国家安全保障会議のラッセルアジア太平洋担当補佐官、シェッパー国防省極東担当副次官補など7人からなるという。

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ボスワース代表は10日正午頃に烏山空軍基地に戻る。韓国政府に訪朝の結果を説明して、11日には北京、12日には東京、13日にはモスクワを訪問して15日にワシントンに帰る予定。