米国の共和党が北朝鮮を「金正恩政権の奴隷国家(slave state)」と規定した。
米大統領選で、8年ぶりの政権奪還を目指す野党の共和党は、中西部オハイオ州のクリーブランドで、18日午後(日本時間19日未明)から全国党大会を開催した。4日間の日程で行われる党大会で、トランプ氏とインディアナ州のペンス知事を党の正副大統領候補として正式に指名する予定だ。
複数の韓国メディアによると、共和党は、党大会で公開された大統領選に向けた政綱で「北朝鮮住民の人権侵害が深刻だ」としながら「金正恩の奴隷国家は必ず変わらなければならない」と指摘。北朝鮮住民を事実上、奴隷として扱うという意味だ。同時に、「中国も北朝鮮の変化に役割をしなければならない」と強調した。
共和党はまた、「北朝鮮は核を保有している国」としながら「執権する場合、北朝鮮の非核化を継続的に推進する」と明らかにした。
北朝鮮メディアは、トランプ氏について、「暴言ばかりの変わり者で、無知な候補ではない。賢い政治家で先見の明がある大統領候補だ」とする専門家の見立てを紹介している。