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最近、北朝鮮の住民の飢餓の状況を報道する中国メディアが増えた。

中国の大型ポータルサイト、ワンイの国際論壇と新文化報、チュンチンチョンボなどの中国のメディアは、6月1日付で、今年の北朝鮮の住民の食糧の展望に関する記事を載せた。

これらのサイトはWFP(世界食糧計画)のアジア地域事務所長、トニー・ベンバリーの北京での記者会見について掲載し、“北朝鮮は今年100万トンほど不足する”と伝え、”去年国連が650万人の救済民に食糧を送った。しかし、核実験以後、対北人道主義支援が打ち切られ、420万人ほどが打撃を受けると思われる”と明らかにした。

サイトはまた、“北朝鮮はこの10年間、中国や韓国など多くの国と国際機関の食糧支援をもらってきたが、国連は10年以上、約17億ドルに達する食糧援助をしてきた”と伝えた。

また、これらのサイトは、最近ヨーロッパの12ヶ国の対北食糧援助が中断した理由は、国連で北朝鮮の人権問題を提議してからと伝え、北朝鮮の食糧危機の基本的な原因は核実験と北朝鮮の人権問題と指摘した。

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一方、ワンイは“北朝鮮では90年代の半ばに約200万人の住民が飢え死にした”という記事を載せ、“北朝鮮は年間少なくとも500万トンの食糧が必要だが、去年100万トンの食糧が不足した”と述べ、”現在、WFPは北朝鮮の13の地区の200万人の住民に救援食糧を提供している”と明らかにした。

6月3日現在、ポータルサイト、ワンイに掲載された北朝鮮の食糧に関する記事には74,781人が接続し、2342の書き込みがあり、他の記事は10,955人が接続し、258の書き込みがあった。

ネチズン “核兵器で援助国を脅かす国に良心はなし”

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一方、中国のネチズンらによる書き込みには、北朝鮮政権に対する批判と住民に対する憐憫が見られる。

黒竜江省のあるネチズンは、“(北朝鮮は)もう一つの専制国家、イラクのようだ”と書いている。

ip: 203.90で接続したネチズンは、“人民がすべて飢え死にすれば、金ふとっちょもお腹が出ることはない。それでは核爆弾も作ることができない”と金正日を批判した。

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湖北省のネチズンは、“敵国の援助を受けながら、また核兵器を作って援助国を脅かす国、それでも良心があるのか?”と述べ、核実験とミサイル発射実験を行いながらも、韓国などの国際社会に米の支援を要請する北朝鮮政権の良心のなさを批判した。

またip:220.161で接続したネチズンは、“北朝鮮の人たちは、他の国の制裁と封鎖が、自分たちを飢餓に追いこむと弁解している”と書き込んだ。

一方、中国の援助がむしろ北朝鮮政権を延命させているという反応も出ており、注目される。

ip: 218.19で接続したネチズンは、“もし中国が北朝鮮に援助を与えなかったら、北朝鮮政権はかなり早く崩壊するだろう”と書いている。中国が北朝鮮の住民を助けるためには援助を中断して、金正日政権を早期に崩壊させねばと強調した書き込みだ。