北朝鮮の朝鮮中央通信は5月31日、米国の対北朝鮮政策を「アジア支配戦略の合理化のための口実」と非難する論評を配信した。
同通信は、「(米国は)アジア太平洋地域の支配者、世界の帝王に君臨しようとする危険極まりない圧殺政策、制覇戦略に執着している」としながら、「アジアで経済大国として急成長を遂げる中国と大国の地位を取り戻したロシアを最終的に制圧しようとしている」と主張。
さらに「われわれの核戦力は、われわれに手出ししない限り、誰にも脅威にならない」としながら、「(米国は)わが共和国と地域諸国を脅かす不当な軍事行動を中止すべきである」と強調した。