北朝鮮の平壌で「金日成社会主義青年同盟(青年同盟)」の会議が5月30日、行われた。朝鮮中央通信が同日、配信した。
同通信によると、今回行われた青年同盟中央委員会第61回総会拡大会議では、金正恩党委員長が朝鮮労働党第7回大会で報告した課題を貫徹することが議論された。
さらに1993年の「青年同盟第8回大会」以来、23年ぶりとなる「青年同盟第9回大会」を8月下旬に平壌で開催することが決定された。
また、各青年同盟で使用されていた委員長、副委員長という役職を第1書記、書記に変更することが決定された。朝鮮労働党第7回大会で、金正恩氏が「朝鮮労働党委員長」になったことから、各組織で「委員長」という役職を使用しないための措置と見られる。
満14~20歳の青年・学生層は、青年同盟に加入する義務がある。1946年1月17日に「朝鮮民主青年同盟」という名称で創立された。その後、「朝鮮社会主義労働青年同盟」を経て、1996年1月の創立50周年に「金日成社会主義青年同盟」へと名称が変わった。