中国陝西省の西安にある北朝鮮レストランを脱出した女性従業員3人が、早ければ今週韓国に入国すると聯合ニュースが報じた。
3人は中国を脱出しラオスを経てタイに入国、現在脱北者収容施設で韓国行きを待っている状況だ。
対北朝鮮情報筋によると、3人はパスポートを所持していないため、韓国の関係機関がタイ当局の協力を得て、今週中の出国に向けた手続きを行っている。3人のうち2人は29歳、もう1人は28歳だという。
先月7日には、浙江省寧波にある北朝鮮レストラン「柳京食堂」の支配人と従業員13人が脱出、韓国に集団亡命する事件が起きている。北朝鮮当局は13人が拉致、誘拐されたと主張し、送還を求めているが、今回3人が新たに脱北したことで、北朝鮮の攻勢が強まりそうだ。