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ソウル市内の真ん中で、北朝鮮の公開処刑の場面が再演された。

“市民の皆さん、ここにいる人が公開処刑をされる理由は、殺人をしたからではありません。お腹がすいていて、ジャガイモと米を盗んだからです”

24日、北朝鮮人権青年学生連帯(代父ン・ハユン、以下学生連帯)は、北朝鮮人権週間の行事の一環として、新村の鷲広場と新村駅で、北朝鮮の公開処刑を再演したパフォーマンスを行った。通り過ぎる市民たちは足を止め、興味深そうに見守った。

パフォーマンスと同時に行われた北朝鮮人権写真展も関心がもたれた。公開処刑や人身売買される第3国の脱北女性たち、北朝鮮に強制送還された後、殴られた女性の写真が展示された。

行事に参加した100人以上の大学生たちは雨が降る中、行事の場所を通り過ぎる市民たちに、飢える北朝鮮の住民と、第3国で国籍もなく放浪する脱北者たちの実態について書かれたビラを配布した。

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最初、近くで韓総連などが親北朝鮮反米行事を開催して衝突が憂慮されたが、雨天で行事が縮小され、接触はなかった。

写真キャンペーンに参加した大学生のジョウン(ミョンジ大北朝鮮学科)氏は、“多くの人が無関心なのが惜しい。でも、関心を見せて励ましてくれる市民のために、やりがいを感じる”と語った。

脱北者出身の大学生、リスル氏は、“故郷のために何かができるということ自体が本当に嬉しい”と言い、“この程度の反応なら成功だと思う。同じ民族なのに流されないことを信じる”と、手をかたく握って見せた。

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学生連帯は北朝鮮人権週間を発表して、22日の記者会見を皮切りに、国際会議やキャンペーンなど、北朝鮮の人権を訴える多様な行事を開催している。

学生連帯はヨルリンウリ党の議員と、ハンナラ党の議員が参加する北朝鮮人権フォーラムを翌日午後5時、淑明女子大で開催する予定。北朝鮮人権週間は 26日にミョンジ大で開かれる大学生北朝鮮人権の歩み大会の閉会式を最後に、幕を閉じる。