6日に開会した朝鮮労働党大会の第7回大会で徹底した情報統制が敷かれる中、朝鮮中央通信社は同日、増産運動「70日戦闘(キャンペーン)」を誇示する記事を配信した。記事は5日付とされている。
同通信は、「70日戦闘」の成果の筆頭として「主体(チュチェ)朝鮮の核攻撃能力をはじめとする自衛的国防力は比べようもなく強化され」たことを挙げており、党大会でも金正恩氏が同様の発言を行った可能性がある。
同通信はまた、「朝鮮式の小型核弾頭の開発と弾道ロケット戦闘部尖頭の大気圏再突入環境シミュレーション、大出力固体ロケット発動機地上噴出および階段分離試験、新型の大陸間弾道ロケット大出力発動機地上噴出試験で大成功した」として、核兵器の実戦配備に向けた強い姿勢を示した。