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23日に北朝鮮弔問団が李明博大統領を訪問した際に、南北首脳会談と関連した金正日のメッセージを伝達したという一部の報道について、青瓦台が「南北首脳会談の関連事項は一切取り上げられていない」と公式に発表した。

青瓦台は24日、外交安保首席室名義の解明資料を出し、「昨日の李明博大統領の北朝鮮弔問団との接見では、南北関係の進展に関する一般的な議論があったが、南北首脳会談に関する事項は一切取り上げられなかった」と説明した。

一部のメディアは政府消息筋の言葉を引用して、北朝鮮の弔問使節団が22日と23日に韓国政府の核心人士と李大統領と面談し、南北首脳会談を希望しているという金正日委員長のメッセージを伝達したと報道した。

イ・ドンクァン報道官もこの日のブリーフィングで、「昨日の接見ではそうした言及はなかった」と述べ、「韓国政府の一貫した対北政策の基調は、北朝鮮が核を放棄すれば支援するというもので、人道的な支援は開かれた姿勢で行うということである。いつどのような水準の対話もできるが、過去のようなやり方にはならないということ」と強い口調で主張した。

これと関連、政府内では「北朝鮮弔問団は公式に南北首脳会談を提案したのではなく、『南北が会うこともできるのではないか』と言い、韓国政府の意中を推しはかっただけ」という話も伝わっている。

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北朝鮮の弔問団は23日に李大統領と面談し、「6・15共同宣言と10・4首脳宣言に基づいて南北関係をよく解決しよう。今からでも遅くはない」という主旨の金正日のメッセージを伝達したが、李大統領は「北朝鮮が核放棄に出れば国際社会と共に大々的な経済支援が可能」という原則だけ再確認したという。