中国の新華社通信によると、北朝鮮の最高裁は16日、拘束していた米国人大学生のオートー・ワームビア氏に対し、国家転覆陰謀罪で労働教化刑15年の判決を言い渡した。
ワームビア氏は、1月に「敵対行為」を働いたとして北朝鮮当局に拘束された。先月29日、北朝鮮の朝鮮中央通信は、同氏が国内外の記者との会見を通じて「羊角島(ヤンガクド)国際ホテルの従業員エリアから、朝鮮人民の闘争精神と情熱をくじくために、政治スローガンを剥ぎ取るという極めて重大な犯罪を犯したと告白した」と報じていた。
(参考記事:北朝鮮に拘束中の米大学生、「国家への犯罪」を会見で自供)