北朝鮮の朝鮮中央通信は23日、金正恩第一書記が朝鮮人民軍軍楽団の創立70周年記念コンサートを鑑賞したことを報じた。
同通信は、コンサートについて「戦闘的気迫が溢れるメロディーで朝鮮労働党の赤旗を革命の第一の軍旗としてひるがえし、党が指し示す方向にのみ進む英雄的朝鮮人民軍の思想・精神世界と不敗の気概を力強く謳歌した」と激賞した。
また、金正恩氏は、コンサートに満足し、70周年を迎えた楽団のすべてのメンバーを熱烈に祝いながら、次のように述べたという。
「金正日総書記が軍楽団のコンサートを重ねて指導しながら、われわれの軍楽を軍隊にふさわしく、火薬のにおいが漂う軍楽、世界一流の軍楽に発展させてくれた」 「朝鮮人民軍軍楽団は国家の顔、わが軍隊の象徴であり、千万の軍民の心に革命熱、闘争熱をもり立てる威力ある武器である」
コンサートには、金己男(キム・ギナム)、朴永植(パク・ヨンシク)、李明秀(リ・ミョンス)、チョ・ナムジン、リョム・チョルソン、趙慶喆(チョ・ギョンチョル)の各氏と人民軍将兵が同行した。