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北朝鮮が5年連続で「世界で最も腐敗がひどい国」という不名誉なタイトルを獲得した。

米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、ドイツのベルリンに本部を置くトランスペアレンシー・インターナショナル(TI)が世界168カ国に対象に行なった調査「2015国別腐敗認識指数(CPI)」で明らかにした。

腐敗認識指数(CPI)は、腐敗の程度を0から100までのスコアに換算し、スコアが高いほど、清廉度の高いとする。

調査で、北朝鮮は今年も8​​点を獲得、アフリカのソマリアと共に世界最悪という評価を受けた。北朝鮮は、2011年に調査対象になって以来、ずっと8点しか得られず、5年連続で世界最下位となった。

報告書は、「腐敗は、上級管理職が権力を乱用して私的利益と特権を享受し、社会全般に深刻な打撃を与える行為が重要」「北朝鮮社会は不正腐敗が蔓延しており、これは災害的レベル」と指摘した。

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また「政府の腐敗を監視するメディアの自由度と政府の租税方式、国民の知る権利、上級管理職の清廉度、司法の透明性は、腐敗レベルの重要な基準になるが、北朝鮮は、これらの項目で0点だ」と説明した。

ちなみに、国連北朝鮮人権調査委員会(COI)は、2014年の最終報告書で、「北朝鮮は社会全体に腐敗が蔓延している」と指摘している。