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北朝鮮の朝鮮中央通信は20日、金正恩第1書記が、新しく建設された「青年運動事績館」を現地指導した記事を配信した。

現地指導には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、崔龍海(チェ・リョンヘ)、李日煥(リ・イルファン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)、金与正(キム・ヨジョン)の各氏が同行した。

青年運動事績館を現地指導した金正恩氏(2016年1月20日付労働新聞より)
青年運動事績館を現地指導した金正恩氏(2016年1月20日付労働新聞より)

金正恩氏の実妹である与正氏は昨年10月以来の同行であり、崔龍海氏は昨年11月に左遷されて再復帰して以来、初の現地指導の同行になる。

同通信によると、金正恩氏は、展示室と革命史跡物保存室などの各所を見て回りながら、「白頭山の不世出の偉人たちの写真と展示された事績資料、史跡物は億万金とも換えられない革命の万年の財宝、国宝の中の国宝だ」と述べながら次のように強調した。

青年運動事績館を現地指導した金正恩氏(2016年1月20日付労働新聞より)
青年運動事績館を現地指導した金正恩氏(2016年1月20日付労働新聞より)

「金日成主席と金正日総書記の青年運動指導史において中核をなしているのは青年たちを固く信じて彼らをいつも時代の主人公に推し立てたことであるとし、主席と総書記の賢明な指導と温かい愛によってわが青年たちは革命の各年代を英雄的偉勲と誇らしい勝利で輝かして栄光の道を歩んでくることができた」

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北朝鮮メディアは、今月6日に行われた第4次核実験以後、連日のように「水爆実験に成功」と喧伝しているが、金正恩氏は、今回の現地指導において核や水爆については言及していない。