口をまげて無撫?フまま、席に座っている金正日の姿が公開された。
朝鮮中央テレビは8日午前、平壌体育館で開かれた金日成15周忌中央追悼大会の場面を報じ、行事に参加した金正日の姿も映像に映った。
中央テレビは金正日がこの日の行事会場に登場する姿や席に座っている姿、黙祷する姿などを何度も流した。行事に参加した金正日の顔が出る画面をよく見ると、唇の右側がわずかに上がり、左側が下がっているようだ。
金正日が体育館に登場する時に見せた撫?熄ュしゆがんでいたようだったが、席に座って客席をぼうっと見ている姿からは、ゆがんだ口元がよりはっきりと見えた。
金正日の口元は、今年4月15日に開かれた最高人民会議の代議員大会に参加した時の口元(右側写真)と、大きく異なっている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正日の口元が、どのような問題のためにゆがんで見えたのか、 具体的なことははまだ分からない。ただ、以前よりも顔がやせて、座っている姿勢も左に少し傾いているようで、健康状態が今年初めよりも悪化したのではないかとも推測される。
顔の一方の神経が麻痺したら口元がまがって見えることがあるが、金正日が脳卒中になったと言われていることとも関連がある、医学的症状かも知れない。だが、画面に出た金正日の姿だけから、その原因を正確に分析することは難しいと専門家たちは述べている。
ただ、金正日がこの日の追悼大会に姿を現わしたことで、軍部隊訪問の写真の捏造疑惑などから出た、致命的な健康異常説は鎮めることができると思われる。