人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

強い電磁波を放出して、敵の電子機器を無力化するEMP(Electromagnetic Pulse)弾が、国内の技術陣によって初めて開発されたことが確認された。

軍の消息筋は7日、 「国防科学研究所(ADD)が最近、爆発地点から半径100m以内の電子機器と装置を無力化することができる、初歩段階のEMP弾の性博タ験に成功した」と伝え、「2014年までに半径1kmまで拡張したEMP弾を開発する計画」と明らかにした。

ADDは1999年から9年間にわたり応用研究を行い、去年9月から試験開発に取り掛かった。ADDはEMP弾開発のために、昨年から2011年までの事業費を62億6000万ウォン策定したという。

EMP弾は高エネルギー電磁気パルスを作って、敵軍の電子器機体系を完全に無力化させる爆弾だ。

EMP弾はレーダーや航空機、防空システムなどを無力化することができて、現代戦における重要な武器として評価されている。この爆弾を敵の艦隊や飛行機に向けて使えば、飛行機や艦隊は瞬時に制御機狽?クって墜落したり、防御機狽??ョできなくなる。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

特に、有事にこの爆弾を北朝鮮の核やミサイル基地付近の上空で爆発させたら、基地内の電子器機体系を無力化することができると予想されている。そのため、核やミサイルの能力を高めている北朝鮮に対する抑止力になると同時に、韓国の打撃戦力が大幅に向上すると評価されている。

アメリカは2003年のイラク攻撃に先立ち、EMP弾の性博タ験を行ったことがあるが、まだ実用化の段階には入っていないという。アメリカは2010年を目標に、被害半径が6.8kmに及ぶEMP弾を開発中だ。

EMPは核兵器が爆発した時も発生するが、例えば東海の40〜60km上空で20kt級(1ktはTNT1千tの威力)の核兵器が爆発したら、電磁波が放出されて半径100kmの電子装置が損傷すると、専門家たちは分析している。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

軍は北朝鮮の核攻撃に備えて、2014年までに1千億ウォンを投入して、軍の基地と国家戦略施設にEMP防護システムを構築する計画だという。

ADDはEMP弾の開発と同時に、高出力マイクロウェーブ(HPM)弾も開発している。「e-爆弾」とも呼ばれるHPM弾は、20億W(ワット)の電力を出して、半径300m以上のすべての電子製品を破壊することができる。

弾頭から出る強い音波震動が、換気通路やアンテナを通じて敵のバンカーに流れて電子の連結を断ち、マイクロチップを破壊して、電子装置を使うことができないようにする原理だ。