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重量挙げのリオデジャネイロ五輪出場枠を懸けた世界選手権大会(米テキサス州ヒューストン)で、北朝鮮の男子56キロ級のオム・ユンチョル(24)が自身の持つ世界記録(ジャーク)を更新し、金メダルを獲得した。朝鮮中央通信が伝えた。

大会3日目の21日、オムはジャークで171キロを挙げ、昨年9月のアジア大会(韓国・仁川)でマークした自身の世界記録(170キロ)を更新。スナッチは131キロで、トータル302キロを挙げた。

北朝鮮は金正恩第1書記が2013年3月、「重量挙げを今後、勝算種目の1つになるようにしなければならない」と指示した後、同種目の強化に注力していると見られる。