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北朝鮮民主化フォーラムのイ・ドンボク常任代表は、「北朝鮮が権力世襲の過程で崩壊する可能性もあるため、北朝鮮の急変事態に備えて、必ず対応策を整えるべき」と主張した。

イ代表は3日に対北政策関連の討論会に参加し、「『作戦計画5029』を、韓国政府の『平和計画』や『チュンム計画』とリンクさせて、至急に完成させる必要がある」と主張した。

イ代表は「1980年代末にルーマニアや東ドイツで起きたような急変事態が、北朝鮮にも発生する可能性があるため、それに備えて対応策を講じなければならない。昨年9月から北朝鮮国内では、金日成の後を受け継いた金正日の健康悪化説が広まっている。そのため、3代目の権力世襲が進められた」と説明した。

また、対北政策を4つの領域に分けて、▲統一政策を準備する領域、▲南北対話を進める領域、▲北朝鮮の変化を加速化させるために対北工作を進める領域、▲北朝鮮での急変事態に備える領域を主張した。

イ代表はまず、「統一の前に朝鮮半島に現実に存在する秩序に従って、韓国と北朝鮮の間に『暫定的な特殊関係』を設定する。そして、相互の平和が共存する中で、北朝鮮体制の変化を通じて南北が必要な程度の『価値の類似性』と『体制の常用性』が確保されるまで、現在の分断状況を管理するべき」と主張した。

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さらに、「この段階で必要なのが韓国と北朝鮮の対話だ。南北の対話で統一を達成できると誤解している人もいるが、それは事実ではない。統一は北朝鮮の現政権との対話や合意で達成できるものではない。南北対話の相手が抑圧されている人民ではなく、彼らを抑圧している政権であることを忘れてはいけない」と強調した。

イ代表は「韓国が北朝鮮の独裁政権を相手にして統一について話し合うことは、60年以上続いている北朝鮮の独裁と抑圧を認めることだ。今後実現する統一国家で、北朝鮮に独裁や抑圧の『主人』としての地位を与えることにもなる。また、統一した後も独裁や抑圧をある程度認めるということを意味する」と主張した。

また、「統一問題に関する議論は、北朝鮮が変わるまで待つべき問題だ。北朝鮮で金正日政権が終わった後、民主政権になるか、もしくは改革・開放を受け入れるかということが先」と強調した。

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さらに、「統一以前の段階で、南北対話以外に我々がなすべきことは全て行い、北朝鮮の体制を一刻も早く変えなければならない」と主張した。

イ代表は「北朝鮮内部の変化を促し、北朝鮮が反発できないようにそれを密かに進めていくべきだ。これは国家情報院をはじめとし、情報や工作を担当する国家機関が推進すべき問題」と強調した。

また、「この10年間の左派政権が、韓国と北朝鮮に突然変異体を生んだ。親北左派勢力は、6.15南北共同宣言を誕生させた。6.15宣言は韓国の憲法に違反する不法な文献」と主張した。

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さらに、「達成すべき統一の方法と内容が、国の基本法である憲法に具体的に明記されていることを我々は見逃している」と強調した。