安倍晋三総理が4日午前、新年の記者会見で、北朝鮮の核問題と拉致問題を解決するためには、粘り強い圧力が必要であり、対北圧迫を強化すると明らかにした。
安倍総理は北朝鮮による拉致問題に関し、「国際社会の関心が非常に高まり、圧力も大きくなった」と話し、このように明らかにした。
また、「全ての拉致被害者の生還を目標にしているのには変わりない」とし、「拉致問題の解決なしには日朝国交正常化もないという基本的な考えも変わっていない」と強調した。
更に、「6カ国協議が早く再開されることを願っている」とし、「北朝鮮は(次期)6カ国協議で国際社会の憂慮に対する答えを出さねばならない」と強調した。
総理はまた、「国連安保理の対北制裁決議案が効果をあげている」と話し、「国際的圧力を高めて行くのが、問題の解決につながる」と主張した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面一方、安倍総理は今年の憲法改訂について、「任期中の改訂を目標としている」と言い、今年の夏の参議院選の争点として浮上させる意志を表明した。
安保問題と関連し、「国際社会に平和的に貢献するため、時代にあった法的基盤を再構築する必要がある」と明らかにした。
梁貞兒記者
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