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平壌市の地方工業部は産業団地現代化計画を立てて都市建設事業所の現代化事業中

平壌市の地方工業部は、昨年3月から10月10日にかけて、1回目の産業団地現代化計画を立てて、地方の工場の中から6つの企業所(食料加工工場、食品加工工場、被服工場、鉄製日用品工場、木材日用品工場、都市建設事業所)の現代化を図った。

その結果、平壌のソンシン基礎食品工場(平壌の調味料工場)では、建物の補修や装備の買い替えなどが行われて、生産量が非常に増えたという。そのため、北朝鮮の住民の消費生活の質が高まり、味噌や醤油、豆油など食品の材料の値段が昨年の11月よりも安くなったという。醤油の場合、1リットル当たり300ウォンだったのが200ウォンになった。原液は1.5リットルが現在は400ウォンで販売されている。豆油の卸し値は4600ウォンで味噌は1キロ当たり400ウォン、小売は600ウォンになっている。

製品の値段が下がったのはいいが、味も以前より悪くなっているという。けれども、北朝鮮当局の地方産業団地の現代化事業に対して住民は大体満足しているようだ。現代化事業で醤油の値段が下がり、物量が増え、住民にメリットがあると高い評価を得ている。

▣韓国・エイスベッドのアン・ユス会長が、故郷の沙里院に支援…北朝鮮当局は住民から7000ウォンずつ強制的に没収

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韓国のエイスベッドのアン・ユス会長が、自身の故郷である黄海道サリウォン(沙里院)に支援物資を大量に送ったという。北朝鮮当局はサリウォン市内を新しく改装する計画を立てたが、その話にアン会長が積極的に乗ってきたそうだ。北朝鮮の消息筋によると、アン会長が北朝鮮に支援した品目や量については正確に確認できないが、そのために様々な工事が行われているという。

サリウォン市内では道路の舗装事業が行われていたが、現在は舗装事業が終わり、今は街灯の設置作業が行われているという。アパートも一部で建設されている。こうした中、北朝鮮当局がアパートの塗装材料を無料で支援してもらったにもかかわらず、世帯ごとに7000ウォンを強制的に没収したという話が伝わった。そのため、「なぜ欲しくもない支援物資を送ってもらって、我々がお金を出す羽目になったのかさっぱりわからない」とサリウォン市民の不満が高まっているという。

(アン・ユス会長は17歳の時、朝鮮戦争の1.4後退の際に韓国に来て、エイスベッドを韓国最大のベッドメーカーに成長させた企業家だ。アン会長は97年から対北協力事業を地道に進めている。黄海北道の芸術劇場に椅子を1000個支援して、技術者も一緒に北朝鮮に送って設置作業を行ったこともある)