北朝鮮は、地雷爆発に端を発した南北の砲撃戦や韓国軍の拡声器をめぐり、20日5時(日本時間5時30分)を期限に、軍事行動に移ると宣言しているが、韓国大統領府は22日、午後6時(日本時間)に、板門店で南北高官が接触すると発表した。
韓国大統領府によると、北朝鮮側からは黄炳瑞(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長、金養建(キム・ヤンゴン)労働党書記(統一戦線部長)が出席する見込みで、韓国側からは金寛鎮(キム・グァンジン)国家安保室長、洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一相が出席する。
軍事衝突の危機が高まる中、南北双方が緊張緩和を模索するために接触に合意したとみられるが、内容如何によっては一気に緊張が高まる可能性もあり注視される。
また、朝鮮中央通信も同日、「北南高位級緊急接触が行われる」と報じた。記事全文は次の通り。