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21日に南北政府が開城で接触する際、現在北側に抑留されている現代アサンの勤労者ユ某氏の釈放を最優先課題にしなければならないと促す声が韓国の政界で上がっている。

ハンナラ党のコン・ソンWン最高委員は20日にヨイドの党舎で開かれた最高委員会議で、「開城工団が閉鎖される可能性があっても、政府当局者は抑留されている人質の釈放を強く要求しなければならない」と述べ、「韓米日の協力と軍の綱紀の確立に万全を期し、次の段階の脅しの可能性があっても屈してはならない」と強調した。

コン最高委員は政府のPSI(大量殺傷武器拡散防止国z)全面参加の発浮ェ延期されたことにより、党内外で批判が高まっていることに対しては、「開城工団の人質事件はPSI参加の発浮ニ関連がないのに影響を与えており、大統領の話と参謀たちの話が違って延期が続いているので、国民に何が北朝鮮に対する原則なのか疑問を持たせることになる」と指摘した。

李会昌(イ・フェチャン)自由先進党総裁も、「北朝鮮が抑留している人に対する不当な処理を示唆したり、しようとする場合、開城工団の閉鎖など確固とした措置を提示しなければならない」と述べ、「今回政府が北朝鮮のカードに翻弄されることになったら、李明博政府の対北政策は金大中や盧武鉉政権時代の繰り返しになってしまうだろう」と強調した。

また、「政府は北朝鮮の提議と決定に従って対応するという方針を明らかにしたが、これは完全に北朝鮮に南北関係の主導権を渡すことになる」と言い、「李明博大統領は北朝鮮の決断がある前に、今日にでもPSI全面参加の決断を明らかにして、開城工団で抑留されている人の召還を要求しなければならない」と主張した。

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ハンナラ党のチョン・オギム議員はMBCラジオに出演して、「北朝鮮が本当に最後まで行って身辺の問題を提起する状況であるならば、開城にいる人の身辺のみならず、今後は大韓民国の4千万が全て人質になる可能性もある」と憂慮した。

特に、「PSIは南北関係のことではないのに、まるで北朝鮮がしかけた南北関係の枠組みの中に陥るような印象を与える部分もある」と述べ、「PSIの決定を誘導することになったり、あるいは延期することになれば、右往左往しているという批判と同時に、北朝鮮の脅迫に屈するのではないかという印象を与えるなど、失うものが更に多くなるだろう」と語った。

ハンナラ党内でPSI参加の問題に対して慎重論が出ているのではないかという指摘に対しては、「(北朝鮮に抑留された韓国の勤労者の)身辺に係わる問題に対して当惑しているのであって、PSI参加に対する問題提起はない」と一蹴した。

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一方、民主党のパク・チウォン議員はSBSラジオに出演して、政府間対話の議題について、「開城工団の問題や開城工団に抑留されている現代アサンの職員の問題ではないかと推測されるが、PSI問題も取り上げながら総合的に強硬な要求をするのではないかと不安だ」と語った。

パク議員は「今までの南北関係を見ても、不吉な頼エを禁じえないが、どのような場合にも過剰な対応は望ましくない」と言い、「韓国政府がPSIへの全面参加の延期を検討するのではなく、はっきりと全面参加はしないと宣言することが(南北間の)衝突を阻む道」と強調した。