北朝鮮の労働新聞は21日、領土問題や歴史問題における日本の姿勢を非難する記事を掲載した。
同紙は6面に掲載された「日本の歴史歪曲策動に隠された黒い下心」というタイトルの記事で、日本の反動勢力が独島(日本名:竹島)問題、従軍慰安婦問題などを通じて「軍国主義」を復活させようとしていると主張した。
また、「日本の反動層の破廉恥な行為に世界が怒っている」としながら、先般、来日したドイツのメルケル首相が「安倍首相(原文では「安倍」)に会った席で、従軍慰安婦問題を適切に解決し、罪深い過去の歴史を一日も早く清算しなければならないと批判した」と労働新聞は伝えた。
さらに、「日本は第2次世界大戦の戦犯国であり戦敗国である」と強調しながら「交戦権と参戦権を合法化した新憲法でアジアを支配して、大東亜共栄圏の過去の夢を実現するために暴れている」と重ねて非難した。