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アメリカのシンクタンク「科学・国際安全保障研究所」(以下、ISIS)は、北朝鮮が咸鏡北道・花台郡・舞水端里(ハムギョンブクト・ファデグン・ムスダンリ)のミサイル発射施設に設置したロケットは3段式ミサイルのようだと30日に発表した。

ISISは30日に、27日(現地時間)の午前11時に撮影された発射台のミサイルの最新の衛星写真を公開した。また、長距離弾道ミサイルであるテポドン2号と見られる、細長い円筒形の物体がミサイルであることは確かだと発表した。

ISISの今回の発表について共同通信も、発射台のミサイルは3段式のようだ、2006年7月に発射されたテポドン2号は2段式だったため、今回のミサイルは改良されたモデルと考えられると報じた。

さらに同通信は、北朝鮮のミサイル設置が発射台の写真で確認されたのは初めてと伝えた。

写真のロケットは人工衛星及び弾頭が搭載されていると思われる上部がはっきりと見える。ロケットの高さは32メートル、直径2.2メートル、重さ70トンと予想される。

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舞水端里の発射場に設置された発射体の写真が公開されると、海外のメディアは下部の直径が大きくて上に上がれば上がるほど直径が小さくなる、典型的なミサイルと考えられると報じた。しかし、韓国の軍部は30日の6時までも具体的な態度を見せていない。

一方、北朝鮮が来月4日〜8日の間にミサイル発射を予告しているが、韓国の気象庁によると、北朝鮮・咸鏡北道の天気は3日から曇り、4日の午後には雨や雪が降る確率が高いという。また、5日は一日中曇りで、6日〜8日は晴れるため、ミサイル発射は6日〜8日になる可能性が高いと見られる。