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北朝鮮の咸鏡南道・舞水端里(ムスダンリ)のミサイル基地で、長距離ミサイルを発射台に設置する作業が始まったことが分かった。

共同通信が25日に米政府当局者の話を引用し、「北朝鮮の『テポドン2号』とみられるミサイルが日本海側の咸鏡北道舞水端里(ムスダンリ)のミサイル発射台にあることを示す『強力なしるし(情報)がある』と述べ、既に設置済みであることを認めた」と報じた。

アメリカのNBCニュースも情報当局の高官の話を引用して、「ロケットは2段階まで識別が可能だが、上部は隠されている」と、発射台に設置したことを公式に発表した。弾道ミサイルや人工衛星かが搭載されていると見られる上部だけが見えない状態である。

北朝鮮は当初、来月の4〜8日頃に人工衛星を発射すると、国際民間航空機関や国際海事機関に通知した。通常は燃料を注入した3〜4日後に発射する。そのため、来週あたりミサイルが発射台に姿を現すだろうと予想されていた。

しかし、予想よりも早くミサイルが発射台に設置され、燃料の注入を終えれば発射する可能性が高まったと言える。

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テポドン2号がじきに発射されると予想される中、日米韓など6カ国協議の参加国も対応に急いでいる。特に日本は、北朝鮮がテポドン2号を発射して部品が日本の領土や領海に落ちた場合、打ち落とす命令を出すという方針を決めた。

アメリカは、当初は「迎撃の可能性」も示唆したが、現在は国連安保理の制裁の可能性を強調するなど、慎重な態度を見せている。韓国も「制裁は不可欠」と主張しながらも、中国やロシアとの意見の差を認めている。

中国は安保理制裁に対しては慎重な態度を見せているが、「6カ国協議を早期に再開し、ミサイル問題について話し合う必要がある」と繰り返し強調している。

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北朝鮮は24日に、「人工衛星の発射」について国連安保理が制裁に乗り出すのであれば、6カ国協議には参加しないと発表している。