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北朝鮮が「キーリゾルブ」韓米合同軍事訓練の最終日である20日にも、京義線の南北陸路通行に対する同意書を送付せず、開城工団への通行が中断している。

統一部のイ・ジョンジュ広報担当官は、「北朝鮮が本日の通行に対する同意書を送ってこないため、通行できない」と述べ、「現在、開城工団管理委員会は北側の中央特区開発指導総局と接触しているが、北側は『待ってほしい』と答えている」と語った。

統一部によると、北朝鮮は出境の最後の時間である11時を過ぎても、同意書を送っていない。このため、この日午前9時と10時、11時に訪朝する予定った約660人が、トラサン南北出入事務所で訪朝の手続きを待っているという。事実上、出境は困難という観測が出ている。

北朝鮮は「軍の通信線」を遮断した後、出入境の同意書を普段よりも遅く送ってきた。「キーリゾルブ」の訓練の前は、通常8時20分頃に北側が同意書を送ってきていた。

19日には、北側は通常よりも1時間以上遅い午前10時頃に、通行に対する同意を通知してきた(10日は9時10分頃、11日は8時35分頃、12日は9時30分頃、16日は9時20分頃、17日は10時頃、18日は8時35分頃に通知)。

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北朝鮮が「キーリゾルブ」の訓練の終了日であるにもかかわらず、同意書を送ってこないため、17日に正常化した陸路通行がまた遮断されるのではないかと懸念されている。そのようになれば、南北関係の緊張感は一層高まるだろう。

ヒョン・インテク統一部長官も18日にカンフンクラブのシンポジウムで、「20日のキーリゾルブ訓練以後もこうした事態が繰り返されたら、政府は非常に深刻な状況であると判断するだろう」と語った。韓国政府は「開城工団の安定した発展が可能な正常化」を北朝鮮に促している。

北朝鮮は「キーリゾルブ」訓練が始まった9日に通行を遮断した後、10日に許容→13日に再び遮断→16日に帰還だけ許容→17日に全面的な通行許可と、一連の措置を取ってきた。

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政府はこの日訪朝する667人と帰還する522人に対する通行許可を北側に求めている。午前8時現在、開城工団には韓国国民758人が滞在している。