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韓国・外交通商部のユ・ミョンファン長官は、アメリカ・国務省のヒラリー・クリントン長官が北朝鮮のミサイル問題について話し合う必要があると提案したことと関連し、北朝鮮のミサイル問題は6カ国協議の枠組みの中で議論するべきだと語った。

ユ長官は16日午後、ソウル市ドリョム洞の政府総合庁舎で行われた国内外の記者会見で、「6カ国協議が開かれればもちろん核問題も解決できるだろうが、各国が2国間交渉を行うと思う。米朝、日朝、南北などの交渉が行われればミサイル問題について議論されるだろう」と話した。

また、「北朝鮮のミサイル問題と核問題を論理的に考えると、別の問題と言えるかもしれない。ミサイルが問題になるのは、結局それが核とつながっているからだ」と指摘した後、第1次北朝鮮問題が起きたクリントン政権時代にも、最後はミサイル問題で米朝間の2国間交渉があったと紹介した。

ユ長官は「どのような手順を踏んでも、ミサイルや核問題は北朝鮮問題を解決するに当たって非常に重要な問題になる」と述べた。

北朝鮮が光明星2号を発射することについては、「米韓の協力を基に日本や中国、ロシアなどの関連国と一緒に、北朝鮮がミサイル発射を強行する際の対策を整えるために緊密に協議している」と強調した。

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また、「現状では外交的な努力を通じて、長距離ロケットを発射するのは北朝鮮の国益に役に立たないと説得している。国連安保理で再度議論される場合は北朝鮮も負担を感じるだろう」と話した。

さらに、「我々は北朝鮮が現在進めている長距離ロケットの発射を中断し、6カ国協議の発展に協力することを望んでいる」と主張した。

また、北朝鮮問題に対する日米韓中の4カ国の協力を強調しながら、「周辺国家が北朝鮮に様々なルートから意思を伝えている。その結果についても詳しく聞いている」と述べた。

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国連安保理の制裁の効果についてユ長官は、「ミサイルや人工衛星などとは関係なく、安保理決議違反という点にはアメリカだけではなく、日本も中国も同意していると理解している。この問題については自動的に国連安保理で議論される」と話した。

また、「安保理の議論の結果、どういう制裁が下されるのかということは別の問題だ。それは安保理理事国の議論の結果如何によるため、現段階ではどのような制裁なのかということを話すのは難しい。発射すれば自動的に安保理で議論される」と明らかにした。

更に、しばらく前におこなわれた米中外相会談に触れ、「北朝鮮のミサイル発射が6カ国協議に役に立たない点に同意しているため、国連で議論されることは認めている」と話した。

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しかし、「どの程度のどういった制裁をするのかということについて、中国とロシアの意見が違うのは事実だ。これを調整するために外交的な努力を続ける」と述べた。