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アメリカのヒラリー・クリントン国務長官が11日に、訪米している中国の楊潔チ(たけかんむりに褫のつくり)外交部長と会談し、米中が北朝鮮のミサイル発射に反対する点で意見が一致し、対策について話し合うことにも合意したと発表した。

クリントン長官は会談の後に行われた記者会見で、「北朝鮮のミサイル発射に反対するという点で意見が一致した。そして、率直な話し合いに挑んだ」と発表した。

また、「もし北朝鮮が挑発的な行動に移らないように説得することが不可能なのであれば、その対応策について話し合うことに合意した。ミサイルを発射するのであれば、北朝鮮に対して我々ができることがいくつかある。もちろん、6カ国協議再開のために努める」と強調した。

クリントン長官のこのような意見は、2月中旬にアジア訪問で明らかにしたものだ。北朝鮮のミサイルが非核化と共に、北東アジアの平和安保問題を脅かす要因という認識によるものだと考えられる。

さらに、北朝鮮が発射する物体が何であれ、国連決議に違反するということも再び強調した。

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クリントン長官は、「北朝鮮が我々と対話を再開し、6カ国協議で合意した議題について共に協力するという意志を証拠として見せてほしい。それが我々が望んでいる点だ。ミサイル発射は、何を目標として始まったのかということは関係なく、国連の安全保障理事会の決議に違反すること」と明らかにした。

クリントン長官はまた、6カ国協議の再開を通じて、北朝鮮と対話する意思もあることを明らかにした。長官は、「朝鮮半島の非核化は最も重要な目標であり、非核化について議論するために6カ国協議を必ず再開する必要がある」と強調した。

先週、日韓中を訪問し、6カ国協議や北朝鮮のミサイル問題について関連国と会談したスティーブン・ボスワース対北政策特別代表が、北朝鮮に招待されなかったことについて、「残念に思っている。ボスワース代表はいつでも北朝鮮と話し合いをする準備ができている」と話した。