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去年、北朝鮮の労働新聞に一番多く登場した人は、金永南最高人民会議常任委員長であることが分かった。

5日、統一部の発表によると、金永南常任委員長は去年1年間であわせて321回労働新聞に登場し、最高権力者である金正日(202回)を大きく上回った。

金永南常任委員長に関連する報道の回数が金正日より多いのは、彼が外賓と接見するなど、対外活動を頻繁に行い、また金正日が病気にかかって、現地指導などの公開活動ができなかったためであると分析される。

実際に8月15日以前は、金永南と金正日はそれぞれ191回、142回報道されたが、その後は130回、60回と大きな差が出た。

統一部のキム・ホニョン報道官は「2007年にも金永南常任委員長が一番多く報道された」と言い、「金永南常任委員長は式典関連の行事が多いからだ。特異な動向ではない」と語った。

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報道の回数でトップ10に入ったのは、党中央委書記のチェ・テボク(106回)とキム・チュンリン(103回)、ヤン・ヒョンソプ最高人民会議常任委副委員長(87回)、パク・ウィチュン外相(86回)、キム・キナム党中央委書記(84回)、キム・ヨンイル外務省次官(67回)、キム・テジョン党中央委副部長(62回)、カン・ヌンス文化相(53回)だった。

2007年の順位と比べてみると、去年は20位までの中に、キム・テジョン副部長(9位)やヒョン・チョルヘ朝鮮人民軍大将(11位.52回)、チョン・ヨンジン対外文化連絡委副委員長(12位.51回)、イ・ミョンス朝鮮人民軍大将(13位.47回)、イ・ヨンチョル青年同盟中央委書記(15位.45回)、イ・ヨンナム貿易相(17位.43回)など6人が新しく入ったことが分かった。