北朝鮮の労働新聞は11日、金格植(キム・ギョクシク)氏が死去したことを報じた。77才だった。
同紙は、4面で「労働党中央委員会委員であり、最高人民会議代議員であり、朝鮮人民軍陸軍大将の金格植同志が癌性中毒によって10日、0時30分に死去した」と明らかにした。
金格植氏は、朝鮮人民軍内でも強硬派で知られた人物だ。西海第4軍団長だった2010年3月の「天安艦撃沈事件」を企画、同年10月の「延坪島砲撃」を主導し、この功労によって人民武力部長に昇格されたと言われている。
2013年6月にはキューバを訪問するなど精力的に活動していたが、その後は役職も解任され、公開活動の回数も減少していた。
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