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今年一年、北朝鮮のミサイル開発は経済難と関係なく、政権指導部の意志を反映して、持続的な投資と活動が予想されるという分析が出た。

韓国国防研究院の(KIDA)ハム・ヒョンピル現役研究委員が、最近発表した「2009年北朝鮮の軍事情勢の展望」という論文で、「戦術ミサイルの開発や配置は、核や長距離弾道ミサイルの問題に比べて比重が大きくなく、国際社会の注目を引かない部分もあるが、(私たちに)多くの注意が求められる」と明らかにした。

北朝鮮のミサイル開発の目標については、 ▲弾道ミサイルの正確性の向上 ▲開発された戦術ミサイルの活用度を向上させるための発射方法の多様化 ▲弾道ミサイルに対する核搭載機能の保有 ▲改良された性狽?沛リするための、各種の試験発射などに対して集中的に力を注ぐことと予想した。

また、「北朝鮮はアメリカ本土を威嚇することができる戦略武器、テポドン2号の開発を含めて、2012年の戦時作戦権の転換と在韓米軍の再配置に備えて、KN-02地対地戦術ミサイルの実践配置を加速化することに力を注ぐだろう」とも予想した。

こうした努力の一環として、「北朝鮮は今年、西海のNLLでの衝突に備えて、開発に拍車をかけているKN-01対艦ミサイルの開発を仕上げるために試験発射をするか、テポドン2号の開発に必要なエンジンの試験を増やすだろう」とハム研究委員は分析している。

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核開発については、「2009年も開発と交渉を同時に追求する『並行戦略』を続けるだろう」と述べ、「核開発を担当している党の軍需工業部では、核兵器の性能の改善と小型化という課題を、寧辺の核研究所を中心に推進するだろう」と予想した。

戦力の増強については、「大量殺傷武器と非対称戦略手段を集中的に強化すると思われ、在来式の戦力の分野でも、韓米連合に備えた、低費用・高効率の武器体系の導入と性能の改善に力を注ぐだろう」と分析した。

特に、「地上軍は長射程砲など、韓国の首都圏を脅かすことができる砲兵や、基幹戦力の増強及び、性能の改善に力を注ぐはずであり、海軍は小型潜水艦や小型警備艇の改良に集中して、空軍は保有している航空機の整備と維持のための部品の調逹に邁進するだろう」と説明した。

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一方で、「去年から腐敗を清算するための検閲が行われており、機関の自主的な外貨稼ぎ活動がかなり萎縮し、南北関係の梗塞に起因する外貨流入の減少も予想される」と述べ、「そのため北朝鮮政府が国防費の配分率を維持して強化しようとしているにもかかわらず、軍事産業や軍事経済の領域は萎縮が避けられない」と分析した。

「軍事訓練も経済状況の影響を受けて大規模な部隊の移動や、艦艇と戦闘機の出撃が伴う大部隊の訓練は難しいだろう」と述べ、「しかし南北関係の梗塞が続けば、NLL及び戦術措置船の侵犯など各種の挑発や、軍事に脅かすことができる状況の演出、訓練を試みる可能性が高い」とも予想した。