ワシントンD.C. — 2009年1月20日に、米国史上先例のない出来事が起こりました。初代アフリカ系アメリカ人大統領の宣誓です。

厳しい寒さの中、数百万の人が大統領を祝福して、支援の意思を示すために、世界中からアメリカ合衆国の首都に集まってきました。大統領は「責任の時代を誓い」、政府に対する信頼を回復させることを、アメリカの人たちに求めました。

オバマ大統領はさらに、テロリズムとの戦いとイラクでの戦いの余波を受けている行政当局の確固とした基調を定めました。オバマ大統領は「テロリストはアメリカ人の完全な精神を破ることはない」と伝えました。また、誠実や高潔などの価値は心に留めておくべきであると、スピーチの中で話しました。

群衆は大統領が宣誓する前と宣誓している時、そして宣誓が終わった後に暖かい支援を送り、新大統領に熱心に応えました。オーランド（フロリダ)から就任式に来たロンダ・ブラックマンさんは、おばあさんが数十年前の公民権運動で活動したと話していました。

歌手のアレサ・フランクリンさんと福音派のリック・ウォレン牧師も、共に記念式を祝いました。