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統一部が5日、北朝鮮が新年の共同社説や報道機関を通じて韓国政府を誹謗中傷することは、既存の南北間の合意事項に真っ向から違反することと言い、即刻中断するよう促した。

統一部のキム・ホニョン報道官はこの日の定例ブリーフィングで、「北朝鮮が新年共同社説を通じて政府をあからさまに批判し、韓国国民に対する宣伝・扇動をした」と述べ、「これは相互の内政に干渉しないという南北間合意に真っ向から違反すること」と明らかにした。

キム報道官は「南北間合意書を見れば、双方は相手を誹謗中傷しないという内容と、法秩序と政府の施策に干渉しないという内容、相手の特定人物を名指しして攻撃しないという内容がある」と指摘した。

また、南北基本合意書の付属合意書である「南北の和解に関する合意書」の、「南北は相手の法秩序と政府の施策に干渉しない」という部分と、「南と北は相手の特定人物を名指しで攻撃しない」という文章を紹介した。

更に、北朝鮮が履行を促している10・4宣言の「南と北は内部問題に干渉せず、南北関係の問題を、和解と協力、統一にかなうように解決することにした」という文句も付け加えて指摘した。

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キム報道官は「北朝鮮は私たちの社会の内部葛藤をけしかける行為を中断して、真の対話と協力の場に出てこなければならない」と述べ、「私たちはいつでも、北朝鮮と話し合う準備ができている」と強調した。また、「私たちも言うことは多いが、毅然として対応している」と語った。

北朝鮮は1日に発表した新年共同社説で、韓国政府のことを「ファッショ独裁時代をよみがえらせ、南北対決に魔鼡カう南朝鮮の執権勢力」と呼び、韓国の住民の反政府闘争を扇動していた。