韓国国会は26日の本会議で、重要ポストの外交統一委員長に与党セヌリ党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員を選出した。対北朝鮮関係や対日関係などを担当する重要ポストで、女性議員の選出は初めて。
羅氏は選出後、記者団に「南北関係を解決し、統一の礎を築くため国会が先頭に立てるよう努力する」と抱負を述べた。
羅氏は判事出身の51歳で、2008年の国会議員選挙で初当選した。2011年のソウル市長選では「美人候補」として有力視されながら落選。その際、「年間1億ウォンをエステでのスキンケアに費やしている」「祖父が大日本帝国巡査の親日派」などの虚偽情報が流布され、一部について発信元の人物に罰金刑が科される騒ぎになった。