現在ストップしている北朝鮮の外国人観光客受け入れが、4月1日にも解除されるかもしれないという情報がある。
中国西安にある北朝鮮専門旅行会社の「ヤング・パイオニア・ツアーズ」は24日、4月1日に入国制限が解除されるという噂が、北朝鮮国内外や旅行業者の間でささやかれているとしながら、この噂の信頼性は高いと明らかにした。
また、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、独の食糧支援NGOウェルトフンガーヒルフェ(Welthungerhilfe)や仏の医療支援NGOプルミエル・ウルジャンス(Première Urgence)も入国制限解除の話を伝え聞いていると明らかにしている。
ただし、ヤング・パイオニア・ツアーズ社などの旅行業者は、期待感を滲ませながらも、北朝鮮の公式確認は得られていないことから、不安感ものぞかせている状況だ。
また、仮に外国人観光客の入国制限が解除されたとしても、北朝鮮観光の目玉商品の一つである「平壌国際マラソン(4月12日開催)」の外国人参加は認めないと発表されている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面ヤング・パイオニア・ツアーズは、国際マラソンの代わりとして平壌でのファンラン(形式に拘らず楽しく走る大会)を企画しているというが、他の旅行会社も含めて当分の間はやきもきする状況が続きそうだ。