ユ・ミョンファン外交通商部長官が、8日から開かれると予想される6ヶ国協議について、「北朝鮮の核検証合意書にサンプリング(試料採取)ということが表現されなければならない」と語った。
ユ長官は4日、政府総合庁舍の別館で内外信記者のブリーフィングを開き、「重要なことはサンプリングという行為、すなわちサンプルから持って来て検査することが保障されるということが、6者間で確認されて、文書で保障されればよい」と明らかにした。
ユ長官は「試料採取」の文書化と関連し、「関係国(中国、ロシア)と意見を交わし、曖昧さを除くことが必要という点について理解している」と言い、「ただ強度が違い、どのように合意をするのかということは、6者が会って討議の過程を経なければ合意点が導き出されないだろう」と述べた。
また、シンガポールで開かれる米朝両者首席代赴ヲ議によって、6カ国協議の日程が延期されたり霧散する可能性に対する質問には、「6者がすべて12月8日に開催することについて同意したため、予定通り開催されるだろう」と述べ、「その点については北朝鮮も政治的な負担を感じるだろう」と答えた。
ユ長官は今回の6ヶ国協議の課題について、「試料採取の問題を整理して、検証議定書を6者間で合意すること」と言い、「本来10月末までに完了することになっていた非核化の第2段階措置のタイムテーブルについて協議することになるだろう」と付け足した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面更に、「経済・エネルギーの分担についても、日本の立場を考慮して、6カ国協議の告}に変化をもたらさない方向で6カ国協議の参加国全てが受諾することができる代案を一緒に模索する」と言い、「この問題は6ヶ国協議で論議を経て、追認が必要だろう」と語った。
ユ長官はまた、「開催される6ヶ国協議が非核化の第2段階と第3段階の重要な連結の輪になるだろう」と述べ、「今回の会談を通じて、第2段階を仕上げる方向が見えて、第3段階の交渉を進めるための土台が整うことを期待する」と明らかにした。