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この3ヶ月間で、北朝鮮体制内部の安定が悪化したという評価が出た。

サムャ東o済研究所(SERI)は最近発表した「朝鮮半島安保指数(KPSI) 4/4半期」という報告書で、「この半期の『総合現在指数』は3/4半期の46.38と比べて0.54ポイント下落した45.84を記録した」と述べ、「安保指数は2007年の4/4半期を基点に徐々に下落して、前の半期から50線を下回っている」と明らかにした。

特に、「北朝鮮の体制内部の安定」に対する指数は3/4半期に比べて10.85 ポイント下落した38.46だった。

SERIはこうした結果について質問項目の中で、「北朝鮮の政治・社会的安定」が48.96(3/4半期)から39.74に悪化し、「北朝鮮の軍事的安定」も49.31(3/4半期)から47.44になり、多少不安になったからであると思われると分析している。

更に、「国内外の専門家は、前の半期に軍事的摩擦などの物理的な衝突がなかったにもかかわらず、(朝鮮半島の安保状況に対して)悲観的に評価していた」と述べ、「評価項目のうち、特に南北関係に関するアンケート項目が最も悲観的に評価された」と説明した。

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一方、「金正日の健康異常説が出たにもかかわらず、北朝鮮の政治的安定は10ポイントしか悪化しなかった」と述べ、「これは金正日の身に何かが起きても、北朝鮮体制の特性上、直ちに急変事態は発生しないという分析が支配的なため」と解釈した。

狂牛病関連のキャンドルデモなどの理由で、3/4半期に多少不安な評価が出た「韓国の政治・社会的安定(32.86p)」は、4/4半期には41.03まで多少改善した。

一方、2009年の1/4半期を予測する「総合予測指数」も現在指数評価の結果と同様の理由から、47.40を記録した。しかし、米朝関係に関するアンケート項目では肯定的な評価が出た。

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「北朝鮮の核放棄の可能性」は44.23(4/4半期)から45.84(09, 1/4半期)と、依然として可能性が高まらない一方、「米朝関係の進展度」は57.37(4/4半期)から61.86(1/4半期)に上昇した。アメリカのオバマ政府と北朝鮮政府の間で外交交渉が行われるだろうという期待感が反映されたためだと思われる。

これ以外にも、「韓国政府は北朝鮮の『通米封南』戦術が再演される場合、韓米関係に悪影響を及ぼす可能性があるため、これを事前にする次元でも、南北関係を改善させる必要がある」と述べ、「南北関係について2008年末や2009年の年初に、韓国政府がある種のイニシアチブをとるのではないかという予測も出ている」と分析した。

SERIは「今回の調査は、アメリカの大統領選挙の直後に実施された結果であるため、6カ国協議の当事国の専門家が判断するアメリカ新政府の対朝鮮半島政策と、これに歩調をあわせて主要国がどのように対応するのかということについて、方向を予想することができる尺度になるだろう」と説明した。

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SERIは2005年11月から現在まで、9回にわたって韓国とアメリカ、中国、日本、ロシアの朝鮮半島専門家40人を対象に、朝鮮半島の経済安保状況に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に朝鮮半島安保指数を発表している。