ロシアのイタル・タス通信は23日、北朝鮮の政府関係者が今年の穀物収穫量が571万トンと昨年より少し増加したと報道した。
北朝鮮収売糧政省のキム・ジソク次官は「干ばつによる被害にもかかわらず、収穫量が571万トンで昨年より5万トン増加した」と語った。
キム・ジソク次官は、ロシアが北朝鮮に無償支援している小麦2万2900トンがこの日南浦(ナムポ)港に到着したことに対して感謝の意を表しながら、このように述べた。
北朝鮮が今年の穀物収穫量を外部に公開したのは初めてとなる。
今回公開された収穫量は、昨年10月に北朝鮮事務所代表が国連食糧農業機関(FAO)に示した2014年の穀物推定収穫量の600万トンには少し及ばないものの、北朝鮮の今年の収穫量が昨年より少し増加したことを裏付けすることとなった。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面一方、労働新聞は24日、ロシアが北朝鮮に無償支援することにした食糧5万トンがこの日南浦港に到着して北朝鮮に伝達されたと報じた。