「金正日氏三周忌」を翌日に控えた16日、北朝鮮では追悼ムードが最高潮になっている。
北朝鮮の労働新聞は16日、「祖国統一への道に積み上げた不滅の業績を子孫万代まで輝かしめん」という記事を掲載。金正日氏を民族と人類の創始者として称え追悼ムードを高めている。
同紙は、「金正日氏が分断以来初めての南北首脳会談を2000年に実現させて『6?15統一時代』を開いた。6?15共同宣言と10?4宣言は崇高な民族愛と卓越、洗練された指導の結実」と金正日氏の祖国統一偉業を報じた。
続いて同紙は金正日氏が「民族の団結と統一のための基礎」を築いたと「民族の慈悲深い師、祖国統一の太陽」と褒め称えた。 同紙は当日付の紙面の4面を割いて金正日氏三周忌に関する記事や写真で埋め尽くした。 3面には金正日の遺訓を掲げて強盛国家建設へ向かおうとする朝鮮中央通信社の報道を掲載し、4面には国家切手発行局が金正日氏逝去3年を迎えて記念切手(個別の切手1種、小型シート1種)を発行したと伝えた。 切手には「生涯を革命の赤旗を掲げて前人未到の厳しい道をかき分けながら民族と人類史に不滅の業績を積み上げた偉大な金正日同志への限りない敬慕の情が反映された」と同紙は紹介する。
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