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[インタビュー-3] “頭がぼうっとして何も考えられない、金正日に対する考え自体が不可能”

パク・ミヨン(仮名,34,咸北茂山)さん: 2006年3月に中国に来て、今年で中国生活3年目のパク・ミヨンさんは、“最初にその話を聞いた時、私も頭がぼうっとなって信じられなかった”と言い、“町の人の話を聞いたら、安全企画部(国情院)とアメリカが正確に調査をしたから、間違いないと言っていた”と話した。北朝鮮の人がこのうわさを聞いたら、どのような反応をみせるだろうかという質問には、“たぶん、私のように頭がぼうっとして、何も考えられないと思う”と言いつつも、“千年万年生きると思っていた‘将軍様’が死の病に侵されたといううわさを聞いたら、大きな衝撃を受けて混乱するだろう”と話した。更に、“私たちは金正日について、ただ称賛することだけを学び、何を食べているのか、どこが痛いのか、これからどうなるのか、そうしたことを考えること自体学べなかった”と述べた。パクさんも、金正日の健康に関するうわさが住民の間で急速に広まると浴_想している。パクさんは“私たちのように川を渡って来た人はもちろん、何年も前から軍隊や企業所ごとに、外貨稼ぎの会社を置いているため、中国にくる幹部もずいぶん増えた”と言い、“こうした幹部も家族や友達、みんなに話をするので、うわさは早く拡散する”と言った。特に、“市場ではどの家で犬が子供を何匹生んだという話までみんな知っている”と言い、“金正日に関するこうした話は、1ヶ月あれば朝鮮の全ての谷間でうわさが立つだろう”と付け足した。

[インタビュー-4] 延辺大学の教授 “北の住民は大きな衝撃を受け、浴_想できない混乱が生ずる可煤_性も”

北朝鮮問題と北朝鮮内部の情報に詳しい中国の延辺大学の金某教授は15日、“まだ金正日重病説に関する北朝鮮の住民の反応を確認するのは早い”と言いながらも、“北朝鮮の住民が金正日の重病について知れば、非常に大きな衝撃を受けるだろう”と語った。金教授は“中国で鄧小平が死亡した時や、朝鮮で金日成が死亡した時の経験から分かるように、社会主義社会では最高指導者の死というのは、一般の住民にとても大きな衝撃を与える事件”と述べ、“朝鮮では幼い頃から金正日を‘お父様’と教えるが、金正日が病気であることは自分の家のお父さんが病気になったことと同じため、大きな衝撃を与えることになる”と語った。また、“このうわさが一気に広まったら、浴_想できない混乱が生ずる可煤_性もある”と主張した。金教授は“もし金正日の健康が悪化したといううわさが住民の間で急速に広まり、金正日が姿を現わしにくい状況が続いたら、北朝鮮政府は結局うわさを強硬に統制しようとするだろう”と言い、“その場合、むしろうわさがまた別のうわさを生んで、住民の混乱と動揺が早く拡散する可煤_性も高い”と浴_想した。

[インタビュー-5] “北朝鮮の留学生、お金を沢山使い、韓国のEメールにホームページも”

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金教授の紹介で知り合った同大学の催某教授は、“私たちの大学をはじめとし、中国の全域に朝鮮から来た留学生が600人ほどいる”と述べ、“彼らが内部に伝える中国の消息や韓国の消息もかなり多いだろう”と述べた。催教授は“朝鮮の留学生も休みになれば家に戻る人が多いので、友達に会って自慢げに色々な話をすることが多い”と言い、“中国ではいつも韓国のインターネットを楽しみ、韓国のドラマをたくさん見ているので、今回の金正日の健康に関するうわさもよく知っているはずで、彼らを通じてその消息が伝わる可煤_性もある”と語った。特に、中国に留学している北朝鮮の留学生たちは、多くが外国人の身分で韓国の‘Daum’や‘Naver’でE-メールのアドレスを作って使っており、中には‘サイワールド(cyworld)’のホームページで互いに近況を伝えて、MP3を交換したりしているという。催教授は“朝鮮から来た留学生たちはバックが良いためか、韓国の留学生よりもお金をよく使って、余暇の時間を自由に活用し、ナイトクラブに出入りする学生も多い”と言い、“積極的な学生は韓国の留学生と交わって一緒に飲みに行ったり、カラオケまで一緒に行くことがあると聞いている”と話した。北朝鮮の留学生の間では、インターネットカフェで韓国のドラマや映画を見られるという事実は‘公然の秘密’であり、‘Daum’や‘Naver’などのポータルサイトに接続して、韓国のニュースと多様な情報に接することも非常に慣れているという。