北朝鮮が金剛山 1次撤収対象に指摘した韓国観光公社と金剛山面会所の人員11人が 11日午前、全員撤収した。これに対してハンナラ党の朴ヒテ代表は“百害あって一理なしの挑発”と批判した。

統一部によると、金剛山に滞留中だった面会所人員9人の中の1人が 9日、2人が10日撤収したのに相次ぎ、この日午前10時、残りの6人と韓国観光公社職員 2人が韓国側に帰還した。

観光公社側は施設管理人員が撤収するによって、この日一日中、免税店の品物も皆収去して来る予定。またこの日の午後には、金剛山内の協力業社職員 2人が追加で撤収して金剛山には 137人万が残るようになる。

北朝鮮側は去る3日、金剛山観光地区に滞在中の ‘不必要な韓国側人員’を皆、追放すると発表したのに相次き、9日、追放措置を10日から実施すると明らかにした。

1次撤収対象には ‘韓国観光公社と金剛山面会所の人員たちを含めた韓国側の政府関係者全員’を指定した。

政府と現代峨山は来る14日までに、施設管理などのための必須人員117人を除いた人々を皆、撤収させるという方針だ。

一方、ハンナラ党の朴ヒテ代表は、金剛山で不必要な韓国側人員を追放するという北朝鮮の措置に対して “結局、北朝鮮が得ることとは世界からの孤立と経済的損失を被ることだけ”と言いながら “百害あって一理なしの挑発をしている”と11日に批判した。

朴代表は、この日汝矣島党舎で開かれた最高委員会議で “北朝鮮が金剛山惨事以後、何を得ることがあろうかとあのように堪えているのか、同じ民族として切ない”と“時代錯誤的な妄想から一日も早く覚めたらと思う”と指摘した。

また朴代表は、“今日が金剛山に観光を行って惨劇が起きてからもうすぐ一ヶ月目”と話し、“一ヶ月間事態が好転するどころか、北朝鮮はもう残りの金剛山にいる韓国国民を追放するという悪化した話をしている”と言及した。

彼は “北朝鮮は早く理性を回復し、金剛山事態を早急に解き、貧乏に飢える北朝鮮住民を助けなければならない”と “北朝鮮という国がそれでも文明国家に存在する国というのを見せてください”と促した。