人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮民主化委員会の黄長ヨプ委員長が、ソウルの光化門一帯で2ヶ月以上続いている‘キャンドルデモ’は、北朝鮮の権力独裁と違わない‘大衆独裁’であると批判した。

黄長ヨプ委員長が2日、‘違法なキャンドルデモに反対する市民連帯’に送った激励文で、“今朝鮮半島には2つの独裁がある”と述べ、“北朝鮮の独裁は反抗の種を全てなくす3代滅族制度、すなわち金正日が全ての専横をする国家独裁で、韓国では左翼の煽動にのったデモの参加者たちによる大衆独裁が幅をきかせている”と批判した。

黄氏は“2つの制度を体験した目で見ると、北朝鮮の‘権力独裁’と韓国の‘キャンドル独裁’は似ている”と述べ、“北朝鮮の国家理念が主体哲学であるとしたら、韓国のキャンドル理念は反米が作った狂牛病であり、北朝鮮の独裁権力の指揮部が国防委員会であるとしたら、韓国のキャンドルデモは親北・従金勢力であるいわゆる進歩勢力が主導したもの”と
指摘した。

また、“独裁権力を合理化する朝鮮労働党宣伝部の煽動技術に劣らず、大衆独裁をあおるKBSやMBC放送もある”と言い、キャンドルデモの参加者たちが敢行する人民裁判と新聞、広告主殺し、あらゆる暴力と破壊がある”と主張した。

黄氏は更に、“成熟した市民民主主義というのは、要求と合意の過程にならなくてはならないが、けりをつけるという結論主義に転落したら、違法で暴力的にならざるを得ない”と指摘した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

黄氏は“今、光化門通りは以前の自由民主主義の交差点ではない。どんな秩序や法律も通じない無法の死角地帯に変わった”と述べ、“国民という名で大衆独裁が敢行する民主主義の虐殺は、狂牛病に反対するデモではなく、反政府、反米のために狂牛病を欲する者たちの狂乱”と批判した。

更に、“キャンドルデモの参加者たちとその背後勢力である国民対策委、そして正義具現司祭団と言う人たちに、‘あなたたちが本当に生活の権利と正義を知っているのならば、どうして北朝鮮の人権のために今までキャンドルを持たなかったのか’と問いたい”と糾弾した。

また、“あなた方が本当に民主主義の国民ならば、なぜ今まで金正日独裁政権に反対するデモを一度もしなかったのか”と訴えた。