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金正日の長男である金正男(36・写真)が、北朝鮮の海外での武器販売責任者の役目を果たし、取り引き代金を海外の株式や不動産に投資して資金を稼いでいると、世界日報が 13日に報道した。

新聞は日本国内の北朝鮮消息筋の話しを引用して、“金正男が金正日の指示の下で、重要な任務を遂行中であり、韓国と日本の一部のメディアの報道と違い、非正常的な活動はしていない”と伝えた。

この消息筋は“金正男は金正日の直接の指示を受け、北朝鮮の海外での武器の販売の責任者をしている”と述べ、“スカッドまたはSA16ミサイルなどの武器を売却して得た資金を、利子が高い海外の銀行に預金した後、株式や不動産投資で資金を稼ぐ任務を引き受けている”と語ったと新聞は伝えた。

消息筋によると、“金正男は一時、投資したイギリス係投資銀行が倒産したため、相当な損害を被ったこともある”、“オーストリア、スイス、イギリス、マカオ、香港、シンガポール、日本などに機密費の口座を持っており、これらの口座を‘司令部資金’または‘保衛総局の管理資金’と称する”と、新聞は明らかにした。

更に、“金正男は側近のキム・チョリョンを通じてカナダ居住のコンサルタントに、日本やドイツ、香港の銀行が発行した総1億8000万ドルの預金証明書を提示し、財テクの方法を相談しもした”と付け加えた。

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キム・チョリョンは、朝鮮の切手公社の高位幹部の息子で、フランス駐在の北朝鮮代表部に勤めたことがあり、カナダで活動中のデフン船舶会社のトロント責任者であると同時にカナダ駐在‘対外経済活動研究所’の所長を引き受けている。

消息筋はまた、“金正男は2003年11月に平壌に戻り、中将の階級をつけて、保衛司令部の保衛局副局長に就任したが、司令部には一回も顔を出したことがない”と語ったと新聞は伝えた。

新聞は“金正男は北朝鮮の軍当局が、アメリカの諜報衛星の盗聴や写真撮影などを阻むために、10年前から各部隊の通信施設を地下ケーブル化する過程で、コンピューターの知識を基に大きな功績をあげた”と言い、“金正男はこの過程で2000年から2001年にかけて、数回東京の電気店街である秋葉原などに出入りし、コンピューターの部品を大量に購入し、シンガポールなどを通じて北朝鮮に持ちこんだ”と伝えた。

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この消息筋は金正男が11日に北京に姿を現わしたことについて、“金正男が北京に現われたのは異例なことではなく、マカオにはインターナショナルスクールに通う11歳の息子と妻が住んでいる”と付け加えた。